道と師弟

「道と師弟」元本部道場師範 八段 藤田昌武

 

 

 道を修業するうえで最も大切なものは、道を求める心である。道を行としてとらえ、志を立て、心身一如の行として出来る武道が注目されるのは有難いことである。

 武道は武技による心身の鍛練を通じて人格を磨き、識見を高め、有為の人物を育成する事を目的とする、と武道憲章にもうたわれているように、人が人を育てる可能性が武道にはある。

 昔から道を求めるならば、“三年師をさがせ”といわれているが、今日においてもそのことは変わらない。

 道の修業にとって大切なものは、良き師をえらぶことである。

 良き師をえらぶことは、人生の原理原則を教えてくれる生涯の師をえらぶことになるので人間関係からいえば、肉親に次ぐ関係になる大切なものである。

 師とは道を教える人であり、師弟とは師より学ぶ人を意味する。

 師の資質条件として、武道においては人格の陶治、術理の研究、心身の鍛練が求められる。

 技術秘伝(体技)のみならず精神教伝(心技)を含めて、道の成就を第一技として励む。

 師弟もいずれは師のようにと、師弟同行、切磋琢磨道を行じていく姿が理想である。

 現代は、武道の大衆化、国際化の波のなかで、このようなものを求める事が困難な環境になりつつあるが、なるべく条件づくりに努力すべきである。

 そうでなければ本当の武道は次の世代に伝わらない。

 

 

                                  以  上

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