合気道感想文その18

合気道を学んでの嬉しさ

           

           細 見  誠

 

 

 私は合気道を学び始めて4年目になりました。同期には茶帯、黒帯の方々もいる中で、私はというと、ようやく4級の紫帯を頂いたところです。歩みは細く遅く、きっと先生や諸先輩方はじれったく感じられているのではないでしょうか。

 たまにしか参加出来ていない稽古なのですが、その日毎に良い学びがあるものです。新しい技を教わるのもそうです。上手くなったと満足感を得るのもそうです。でも私は他の皆様の、特に一緒に稽古をする子供達の成長がなんだか嬉しいのです。

 体つきが大きくなるのもそうですが、受け身や技が上手くなっていたり礼節が丁寧になっていたりするのをみると、なんだか嬉しいものです。そんな子供達と手を取り合い同じ視線で同じ技を交互に掛け合うという稽古は、何より楽しくもあり難しく合気道特有の鍛練のように思います。子供達に鍛えて頂いている、そんな気持ちになるのです。とうの子供達はどう感じているのでしょうかね。

 自分もこうして楽しく合気道を学び続けられているのは、こうした子供達や安心して通うことの出来る道場の師範、諸先輩方、同門の皆様の優しい見守りのお陰と深く感謝しております。なかなかイベントにも参加協力すら出来ずにいるのですが、これからもきっと細く長くになります。何卒よろしくお願い致します。

 

                               

                   以 上