合気道感想文その20

 合気道に思う

                           

              中村 雄司

 

 私が縁あって藤枝合気会にお世話になって、はや6年余りになります。6年もの間、合気道を続けてこられたのも、先生をはじめ、道場生の皆様のおかげです。また家族の理解協力が無ければここまで続けられませんでした。すべての皆様に感謝するしだいです。ありがとうございます。

 合気道をするにあたっては、体の中心と重心を一致させ、常に体軸に気をつけての稽古、そして美しい姿勢を心がけています。合気道には、他武道の様に、試合がありませんので日々の稽古こそが全てです。稽古以上のものは、万一のときに出るはずもありません。心には余裕を残しつつも、今の自分の全てを出し切ることが大事だと思います。また、自分にも相手にも怪我をさせない様に気をつけて、道場生の皆様と一緒に楽しく合気道を続けていきたいと思います。

 合気道は、人と争うことなく、相手と一体となり和合する武道です。人を痛めたり、傷つけずに制する所に合気道の技があり華があると思います。合気道が現代日本に誕生し発展していく姿に、大いなる意志を感じます。まさに大和の国、大調和の国に生まれるべくして生まれた世界にほこる日本武道です。合気道と道場のますますの御発展を祈念いたします。

                                    

                  以 上